バナナ、りんご

日々のできごとや考えたことのゆるゆる記録

結婚指輪の話

せっかくこだわって選んだので結婚(&婚約)指輪の話をさせて下さい。

 

まず、わたしたちはプロポーズから結婚準備を始めた…のではなく、結婚、する…?という話をする→手探りで準備→その途中、正式プロポーズ という流れだったので、指輪はサプライズではなく一緒に買いに行きました。

ちなみに私は学生時代ペアリングに憧れたタイプ。近年はペアリングへの憧れは消えたものの結婚したら絶対に夫婦の証として結婚指輪を毎日つける事に憧れたタイプ。そして幸いにも夫も結婚するにあたり指輪をつけたい、よく考えて選びたいというタイプ。

なので事前に二人でいろんなところのいろんなデザインを見て、いざ見学に出かけた。見学した数、4店舗。一店舗1〜2時間費やした。お店の方にはたしか平均2〜3店舗の方が多いと言われたので、わりとじっくり悩んだ方だと思う。

ちなみに私の希望は「結婚指輪らしい、でも人も被らないオリジナリティも入れたい、ウェーブかV字型、目立ちすぎず地味すぎない」でした。そこそこ細かいね。ブルベ故手持ちのアクセサリーもほぼシルバーだし地金はプラチナに決まり。婚約指輪のダイヤモンドは正直見比べてもよくわからんので普通に質の悪くない物なら等級にこだわりはなし。大きさもデザイン次第。

 

で、結果、ithというブランドになりました。

 

見つけたきっかけは、最近結婚した友人の指輪が四角かったわ〜(?)という夫の話を聞いて何それ、と「結婚指輪 四角」で検索したらたまたまithのホームページが出てきたこと。そのラインナップのページを見て、すっかりときめいてしまった。

 

https://www.ateliermarriage.com/collections/marriage_rings

 

↑これ。もう自分のものがあるのに何回見ても心ときめくページ。かわいい。

 

ithの店舗はアトリエと呼ばれていて、全国数カ所しかないそのアトリエが幸い行ける範囲にあった。そしてオーダーメイド式で、既存のデザインをアレンジしたり組み合わせたりかなり自由度が高い。計2回約5時間の打ち合わせで、あれやこれや試着し地金の種類、幅、デザイン、ダイヤモンドの階級、なんやらかんやらうんうん悩んだ。疲れたけど楽しかったなあ、あの時しかできない経験。

私の結婚指輪は「マルカート」というモデルをベースに、「ピウマ」の羽毛の彫り模様を入れてもらうことに。鳥大好き人間がこの模様に一目惚れしないわけがなかった。

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完成までは約2ヶ月。いやー待ち遠しかった、完成が本当に楽しみで何回も何回もマイページを見てました。完成の連絡が来た時の嬉しさったら。

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こんなの見てたら早く実物が見たい気持ちが募るばかりだった。(このマイページすごくない?めちゃくちゃウキウキしない?他社さんもこんな感じのあるのかな?)

 

台風で両家顔合わせが延期になり、なんと延期になったその日の朝に受け取る事に。二人ともかしこまった装いでアトリエに行き、担当の方にも緊張してます〜なんて話しながら受け取った実物の指輪。

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きれいにお写真を撮ってデータをくださるのもithのいいところ。これも頂いたお写真です。見て下さい、かわいい、超可愛い。夫の方は羽毛彫りではないけど私の羽毛模様に雰囲気が似るような彫り模様を同じ部分に施してもらったので、リンク感もばっちり。細身だけど切り返しのデザインなのでシンプル過ぎもせず、結果「結婚指輪らしい、でも人も被らないオリジナリティも入れたい、ウェーブかV字型、目立ちすぎず地味すぎない」の我儘は叶ったと思う。

 

婚約指輪は波がモチーフのデザインで、側面から見ると波のような形の台座がダイヤモンドを支えている🌊中央のダイヤモンドはカラット数がゾロ目かつ青の蛍光性があるというダイヤを見つけてもらい、珍し物好きが働いてそれに決定した。

こちらも細身でダイヤもそんなに大きなものではないけど、しまいこまずに日常使いしやすい、結婚指輪と重ねてもかわいいデザインに仕上がった。

箱に大事に入れてもらったままホテルの料亭で顔合わせを迎え、箱のままお披露目し(意味ある?)、終わって解散後に夫(当時:彼氏)の部屋に行きキャイキャイ言いながら箱パカしてもらってうっとり眺めた思い出。夫と二人、こだわって作って完成を待ち侘びた指輪。これからきっと、たとえ辛く悲しい時も怒りの収まらない時も、この指輪が目に入れば心を温めてくれる事でしょう。大事にしよう。

 

そんな指輪たちだが実は完成していない。作りに行った時まだ入籍日も決まってなかったので、内側の刻印や誕生石留めができてないのだ。しかし入籍が終わり式の日も決まった今、クリーニングも兼ねて刻印のためついに月末からお預けする事になりそう。結婚後ほぼ毎日欠かさずつけて外出した指輪がしばらく手元から離れるのはすでに寂しい。でもピカピカの完成形になって帰っておいでよ。でもやっぱり寂しい。シルバーで形の似たファッションリングがあるからそれつけとこかな。

 

 

 

あ。

わたしたち指輪を見に行った一軒目はヴァンドーム青山。結局購入はしなかったけど、見学時結婚指輪を見るのも初めての私たちに丁寧に教えてくれた店員さんから、しばらくののちお手紙が届いて嬉しかったこと、ここに記録しておきます。ヴァンドーム青山はブライダル以外にもかわいいジュエリーがあるから、何かの記念に見に行こうかな。